一日のはじまりは子ども達の話し合いから始まります。今日は、どのクラスで過ごそうか？どんな遊びを楽しもうか？子ども達で意見を出し合って、その日のやりたい活動や過ごしたい場所を自分で決めています。子ども達が中心になり、主体性を持ち過ごすことを大切にしているからです。決められた活動ではなく、自分のやりたいことをとことん楽しんで追及できるような環境で自分らしく過ごし、自己決定の経験や自己肯定感を高めていく事にも繋げています。
子ども達が今一番やりたいこと、興味関心があることから保育を展開していくことを大切にしています。たとえ、その日の活動内容が決まっていても、子ども達から閃きや提案、こころが動いた瞬間が見られた時には、そのことを最優先に保育を行っています。
それは、子ども達が好きなこと、やりたいことに意欲的に取り組むことが最善の学びに繋がると考えているからです。好きなことをとことん探究していく中で、新しい発見・挑戦をしたり、そこで友達とのコミュニケーションの取り方を学んだりするプロセスを大切にしています。やらされている活動ではなく、好きなことに没頭している時の子ども達の学びの吸収力は、何倍にもなります！
基本的には、外遊びを行い、自然体験を大切にしています。ですが、夏の暑い時期で外に出られない時などには、室内で巧技台遊びを楽しんでいます。巧技台を使うことで、楽しみながら運動機能・感覚機能の発達を促しています。もちろん巧技台遊びをするのか、しないのかは子ども達が自分で選んで過ごします。好きなこと、やりたいことでなければ、子ども達にとって最善とはなりません。すべての場面で、子ども達の自己決定、主体性を大切に過ごしています。