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異年齢で生活する中で生まれる経験を大切にしています。子ども同士で考え、助け合う経験は、大人にしてもらう事よりも何倍もの効果を発揮します。年下児は年上児に憧れを抱き、年上児はそこから年上としての自覚も芽生え、責任感に繋がると考えています。
また、様々な年齢の中で過ごす事でインクルーシブな思考を育んでいきます。年齢の枠を超え自分らしくいられる居場所を見つけ、お互いの個性を認め合いながら、それぞれを尊重し、異年齢の子ども同士で生活するからこそ助け合いが活発になるとともに、違いを認め合う心を育みます。

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お兄さん、お姉さんに優しく面倒を見てもらった嬉しい経験や憧れていた姿を真似て、今度は自分がその経験を年下の友だちに返していきます。嬉しかったこと、楽しかったこと、子ども同士で生活する中でこの経験を繰り返していきます。このサイクルは園の歴史とともにずっと続いていくものです。子どもだけのコミュニティで社会性も学んでいます。
保育園は、0~6歳までの幅広い年齢が生活をしています。その中で、家族のように毎日接し合う経験はかけがえのないものになります。保育園でしかできない、この異年齢の関りを大切にし、なるべくその機会を多くするようにしています。

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子ども同士のコミュニケーションは、大人とのコミュニケーションのように簡単にはいきません。
気持ちを譲るのも難しかったり、相手に合わせるようなこともまだまだ難しかったりする年齢です。その簡単にはいかない子ども同士のコミュニケーション!それが異年齢となればなおさら複雑なコミュニケーションになっていきます。その経験をしてきた子は、よく考えることができ、自分の気持ちをどのように伝えれば相手に理解されやすいのか工夫をし、また相手の気持ちも考え、寄り添えるようになります。